事例の背景
N.T様は、相続登記の義務化を知り「早めに整理しておかないと将来トラブルになるかもしれない」と不安を感じていました。ご自身で戸籍を取り寄せ始めましたが、本籍地が転々としており途中で挫折。「自分ではもう難しい」と判断し、相続手続きに強く、対応が早い地元の専門家を探して当事務所にご相談くださいました。
当事務所からのご提案
初回面談では、相続関係を整理しながら次のような解決プランをご提示しました。
- 徹底した相続人調査と関係図の作成
全国の役所に戸籍請求を行い、出生から死亡までの戸籍を揃え、相続人全員を特定。法定相続情報一覧図を作成し、誰が相続人でどの割合かを一目でわかるようにしました。 - 連絡・意思確認の代行
相続人が多い場合は連絡や合意形成に時間がかかります。そこで、当事務所から意向確認の手紙を発送し、スムーズに合意形成できるようサポートしました。 - 預貯金解約と相続登記の同時進行
登記だけでなく金融機関の手続きも同時並行で進めることで、全体の期間を短縮。手続きの優先順位を明確にして負担を減らしました。 - 進捗管理と定期報告
「今どこまで進んでいるのか」を見える化するため、要所ごとに報告。依頼者が安心して待てる体制を整えました。
解決までの流れ
- 各本籍地の役所から戸籍を取り寄せ、相続関係を確定
- 法定相続情報一覧図を作成し、全員へ意向確認を送付
- 相続人全員から同意を得て相続登記を申請
- 登記と並行して預貯金解約手続きも進行
- 大きなトラブルなく全手続きを完了
結果
- 相続登記と預貯金解約を約3か月で完了
- 複雑な相続人関係を整理し、トラブルなく円満に解決
- 依頼者の心理的負担を大幅に軽減
お客様の声
「相続人が多く、さらに亡くなっている方の相続人まで調べなければならず、最初は途方に暮れていました。自分で戸籍を集めるのは本当に大変で、どこまで集めればいいかもわからず不安でした。
相談したその日に、先生が必要な手順や見通しを丁寧に説明してくださり、『これなら最後まで任せられる』と安心しました。戸籍収集や相続人への連絡もすべてお任せでき、手続きがどんどん進んでいくのを見て本当に心強かったです。
相続人が多かったのでトラブルにならないか心配でしたが、全員の意向をきちんと確認して調整していただいたおかげで、誰も嫌な思いをせずに円満に終わりました。自分ひとりでは数か月では終わらなかったと思います。お願いして本当に良かったです。」
