事例の背景
R.O様は、疎遠だった兄弟が亡くなり相続人となりましたが、関わりが薄かったため相続放棄を希望。しかし、家庭裁判所での具体的な手続きが分からず、しかも遠方の裁判所への対応が必要なため、期限内に間に合うかどうか強い不安を感じていました。インターネットで調べても手続きの流れが複雑に見え、「専門家に任せたほうが確実」と判断し、相続放棄の実績がある当事務所へご相談いただきました。
当事務所からのご提案
初回の面談では、R.O様の不安を解消するために次のような解決プランをご提示しました。
- 期限管理とスケジュール明確化
相続放棄は3か月以内の申立が必要なため、残り期間を逆算し、必要書類の収集と申立書作成をいつまでに終えるかスケジュールを提示。ゴールが見えることで安心感を持っていただきました。 - 申立書作成と書類チェックの代行
申立書は裁判所の様式に沿って作成。当事務所で内容を確認し、記入漏れや不備がないかをチェックしたうえで提出できる状態に整えました。 - 遠方の裁判所への対応方法を提案
千葉県の家庭裁判所への提出は郵送で可能であることを説明。R.O様が現地に出向く必要がないことをお伝えし、交通費や時間の負担をゼロにしました。 - 費用と見通しの明示
手続きにかかる費用や、受理までの期間、裁判所から届く通知書類の内容についてあらかじめ説明し、安心して任せられるようにしました。
解決までの流れ
- 必要書類(戸籍謄本・住民票など)を早急に収集
- 申立書を作成し、内容を依頼者と確認
- 千葉家庭裁判所へ郵送で申立を実施
- 裁判所からの補正指示や連絡にも当事務所が対応
- 期限内に相続放棄が受理され、受理通知書が依頼者のもとへ到着
結果
- 千葉県の家庭裁判所まで出向く必要がなく、郵送のみで手続き完了
- 期限内に相続放棄が受理され、相続債務のリスクから解放
- 書類不備や期限超過の不安がなく、心理的負担を大幅に軽減
お客様の声
「家庭裁判所での手続きは自分には難しいと思い、とても不安でした。しかも千葉の裁判所が窓口になると知り、『本当に間に合うのか』『行かないといけないのか』と焦っていました。
相談したその日に必要書類や期限、全体の流れを説明してもらい、先が見えたことで気持ちが落ち着きました。書類も作成していただき、郵送で対応できたのは本当に助かりました。
結果的に期限内に無事に終わり、相続のことを気にせず生活できるようになりました。対応も丁寧で、こまめに進捗を教えていただいたので安心して任せられました。」