事例の背景
S.K様は兄弟が亡くなったことにより相続が発生。不動産名義変更と預貯金解約を行う必要がありましたが、相続人が全国に散らばっていたため、連絡や書類のやり取りが複雑で、自分一人では対応しきれない状況でした。
「全国の相続人と連絡を取り、全員の同意を得るのは難しい」と感じ、以前参加した相続セミナーを思い出し、当事務所にご相談いただきました。
当事務所からのご提案
初回相談では、相続人の状況と財産内容を丁寧にヒアリングしたうえで、次の解決策をご提示しました。
- 相続人調査の徹底
本籍地や住民票の附票を調査し、連絡先不明の相続人を特定。全員に連絡できる体制を構築しました。 - オンライン・郵送による効率的な連絡体制
遠方の相続人へは説明文を添えて協議書を郵送し、分からない点はオンライン面談でフォロー。返送漏れを防ぐため進捗を逐一管理しました。 - 遺産分割協議の円滑化
財産目録と協議書案を作成し、誰がどの財産を相続するのか明確に提示。トラブルを未然に防ぎました。 - ワンストップ対応で同時進行
司法書士が不動産登記と預貯金解約を同時進行で進めることで、全体の手続きを大幅に短縮しました。
解決までの流れ
- 戸籍・住民票を調査し、全相続人の所在を確定
- 財産目録と遺産分割協議書案を作成 → 全員に送付
- 署名押印の回収と意思確認を完了
- 不動産相続登記と預貯金解約を同時進行で申請
- すべての手続きを完了し、結果を報告
結果
- 連絡が取れなかった相続人とも無事にコンタクトを取り、全員の同意を得ることに成功
- 相続登記と預貯金解約をスムーズに完了
- 依頼者の移動や負担を最小限に抑え、短期間で手続きを終了
お客様の声
「相続人が全国に散らばっていて、どうやって全員と連絡を取ればいいのか分からず不安でした。特に連絡先が分からない相続人もいたので、解決できるか心配していましたが、調査から連絡まで全部お任せでき、スムーズに進めてもらえました。
協議書の作成もわかりやすく、全員が納得できる形で手続きを終えられたのは本当にありがたかったです。オンラインや郵送でやり取りできたので、移動の負担もなく、想像していたより早く終わりました。ワンストップで対応していただき、最後まで安心して任せられました。」終わらなかったと思います。スムーズに解決できて、肩の荷がおりました。」