事例の背景
T.T様は、ご自身で財産を概算してみたものの、基礎控除額を超えるかどうか微妙な状況で不安が募っていました。相続税がかかるなら早急に申告準備を始める必要がありますが、何をどこまで準備すれば良いのか分からず、さらに税務署では具体的な判断がもらえなかったため、専門家に相談することを決意。当事務所が司法書士と税理士が連携してワンストップで対応できる点に魅力を感じ、正式にご依頼いただきました。
当事務所からのご提案
初回面談では、T.T様が作成した財産メモをもとに、次の進め方をご提案しました。
- 相続財産の正確な評価
税理士と連携し、不動産の固定資産税評価額や時価、預貯金残高、有価証券の時価を精密に確認し、財産目録を作成。 - 相続税発生有無の試算
法定相続人の人数と基礎控除額をもとに相続税の発生可能性をシミュレーションし、余裕を持った判断を可能に。 - 手続きの同時進行
司法書士が不動産の相続登記と金融機関の解約手続きを並行して進め、税理士が相続税判定を行うことで、全体のスケジュールを短縮。 - 負担を抑えるサポート
戸籍や評価証明書は当事務所が代理取得し、書類の取り寄せや押印の手間を最小限に。
解決までの流れ
- 戸籍や評価証明書を収集 → 財産目録作成
- 税理士が不動産・預貯金・有価証券を評価し、相続税試算
- 相続税がかからないことを確定 → 司法書士が相続登記・預貯金解約を実施
- 必要書類を税理士と共有し、スムーズに案件を完了
結果
- 相続税が発生しないことを早期に確定でき、申告準備の必要がないと判明
- 不動産の名義変更、預貯金解約、有価証券の名義変更を短期間で完了
- 税理士報酬が発生せず、コスト面でも依頼者の負担を軽減
お客様の声
「自分で財産を整理してみても基礎控除を超えるかどうか分からず、本当に不安でした。税務署に行ってもはっきりした答えがもらえず困っていましたが、こちらに相談したところ、財産の評価額を一つ一つ丁寧に計算していただき、相続税がかからないと分かったときは本当に安心しました。
不動産の登記や預貯金・証券の手続きまで同時進行でやっていただけたので、予想よりも早く全てが終わり、仕事への影響も最小限で済みました。税理士さんにも相談料がかからず、費用面でも大きな負担にならなかったのがありがたかったです。最初から最後までワンストップで対応してもらえて、本当に頼んで良かったと思っています。」