事例の背景
W.N様は、知人が誤った遺産分割協議書を作成し、560万円もの贈与税を課税されたことを聞き、自分も同じようなリスクに直面するのではないかと不安を抱いていました。さらに、相続人の一部が高齢かつ遠方に住んでいるため、スムーズに書類を整えられるかにも懸念がありました。「税金面でも安全で、家族に負担をかけない方法で登記を終えたい」と考え、当事務所にご相談くださいました。
当事務所からのご提案
初回相談で状況を丁寧に整理し、以下の解決プランをご提示しました。
- 贈与税回避のための協議書作成
換価分割(売却し、その代金を相続人で分配する旨)を明記した遺産分割協議書を作成し、贈与とみなされないよう税務リスクを回避。 - 相続人の負担軽減
遠方や高齢の相続人には、説明書と返信用封筒を同封して郵送対応を実施。進捗は電話とメールでこまめに報告。 - 売却準備を見据えたスケジュール設定
登記後すぐ売却活動に移れるよう、不動産会社と事前連携。価格査定や販売計画も早期に着手できる体制を整えました。 - ワンストップ対応
書類収集から協議書作成、登記申請、売却連携までを一貫して当事務所がサポート。
解決までの流れ
- 戸籍・固定資産評価証明書を代理取得
- 遺産分割協議書を作成 → 相続人全員の署名押印を郵送で回収
- 相続登記申請 → 名義変更完了
- 不動産会社と連携し、売却準備開始
結果
- 贈与税が課税されない形での相続登記を完了
- 相続人の負担を軽減しつつ、短期間で手続きを終結
- 売却への移行もスムーズで、依頼者の不安を解消
お客様の声
「知人が多額の贈与税を払うことになったと聞いて、本当に心配でしたが、先生に相談して正解でした。換価分割の協議書を作っていただき、税金の心配をせずに登記ができてホッとしました。
遠方の兄弟や高齢の母にも配慮していただき、郵送や電話で丁寧にサポートしてくださったので負担が少なく済みました。さらに、売却の準備まで見据えて対応いただき、想像以上にスムーズに進めることができました。最後まで安心してお任せでき、本当に感謝しています。」