事例の背景
K.T様は、お母様の相続が発生したことで空き家の扱いをどうするか兄弟で話し合いましたが、誰も管理したい人がいない状況でした。最終的に一人が引き受け、他の兄弟は相続放棄する方向で合意しましたが、「自分たちだけでは申立書や登記書類の作成が難しい」「手続きの順番を間違えると大変なことになるのでは」と不安になり、専門家への依頼を決意。当事務所へご相談いただきました。
当事務所からのご提案
初回面談で相続人全員の意向と空き家の状況を整理し、次の解決プランを提示しました。
- 手続きのスケジュール設計
相続放棄の申述と相続登記のタイミングを整理し、トラブルを防ぐ進行計画を提案。 - 相続人全員への連絡調整と意思確認
郵送・電話を併用して全員の同意を確保し、必要書類の案内と収集を代行。 - 家庭裁判所への申述書作成サポート
申立書類を代理作成し、提出手続きまでサポート。 - 登記手続きと将来の空き家対応
登記完了後の管理・売却について提携不動産会社を紹介し、今後の見通しも共有。
解決までの流れ
- 相続人全員に連絡 → 意向確認
- 相続放棄申述書の作成・提出
- 遺産分割協議書の作成 → 相続登記申請
- 空き家の管理・売却について不動産会社と連携
結果
- 相続放棄と登記を正しい順序で完了
- 兄弟全員が納得できる形で相続問題を解決
- 空き家の今後の処分方針も明確化し、不安が軽減
お客様の声
「自分たちだけで手続きをしようとしていましたが、複雑で不安だったのでお願いしました。相続放棄と登記をどの順番でやればいいかも分からなかったのですが、先生が一から丁寧に説明してくださり、安心して進めることができました。
兄弟全員が納得できる形で終わり、今後の空き家の扱いについても具体的な見通しが立ったので気持ちがとても楽になりました。売却や管理の相談先も紹介いただけたので、これからも頼れる場所があると思うと心強いです。」