事例の背景
Z.S様は、お父様のご逝去後、「自分で相続登記をやってみよう」と考え、法務局の相談窓口を利用しながら手続きを進めていました。
しかし、提出のたびに「戸籍が一部不足している」「書類の形式が異なる」などの指摘を受け、何度もやり直しに。
また、対象の土地が非課税地であったことから、「急がなくてもいいだろう」と思い後回しにしていた。
加えて、お母様は高齢で外出が難しく、書類への署名や押印を整えるのも一苦労。
「もう自分たちでは無理かもしれない」と感じ、インターネットで当事務所を見つけてご相談いただきました。
当事務所からのご提案
当事務所では、「期限内に登記を確実に完了させる」ことを最優先に、以下の方針で対応しました。
1. 戸籍・除籍・改製原戸籍の一括収集と相続関係説明図の作成
まず、ご自身での収集が難航していた戸籍類をすべて当事務所で代理取得。
取得後、相続関係説明図を作成し、法務局提出にそのまま使える形に整えました。
2. 優先順位付け
登記申請の期限を見据えてスケジュールを整理し、「どの書類をいつ使うか」を一覧で共有しました。
3. 高齢の母への出張対応
お母様が外出困難であったため、司法書士が直接ご自宅を訪問。
必要書類の内容を丁寧に説明し、署名・押印を立ち会いのもとで行いました。
体調面に配慮し、短時間で負担のない形で進めました。
4. 相続人全員への説明と同意形成
Z.S様とご兄弟に対して、登記の流れと必要書類をそれぞれ丁寧に説明。
全員が安心して署名押印できるよう、手続き前に確認書を共有して合意形成を行いました。
結果として、最初のご相談から約1か月半で登記が完了。
法務局からの補正も一切なく、スムーズに手続きを終えることができました。
お客様の声
自分でやろうとして何度も止まっていた手続きが、あっという間に片付きました。
母の負担を考えて出張してくださったのも、本当に助かりました。
優先順位を立てて進めてもらえたので安心でした。
専門家にお願いしたことで、時間も気持ちも余裕ができました。
最初からお願いしておけばよかったと感じています。