事例の背景
T.S様は奥様のご逝去後、相続手続きを自分で進めようとしましたが、不動産会社から
「登記を完了しなければ売却契約はできません」
と説明を受け、登記の重要性を認識されました。
相続人はT.S様と3人のお子様。お一人は道外在住で、書類のやり取りにも時間がかかる状況でした。
「誰がどこに押印すればいいのか」「必要書類が揃っているのか分からない」と混乱が生じ、
「このままでは売却が遅れてしまう」と不安を感じておられました。
そこで、不動産会社を通じて当事務所をご紹介いただき、早期完了を目指したサポートをご依頼くださいました。
当事務所からのご提案
当事務所では、T.S様が抱えていた「書類準備の煩雑さ」と「売却スケジュールへの不安」を解消するため、
“登記完了から売却へ最短でつなげる”ワンストップ対応を実施しました。
1. 戸籍・除籍謄本の一括取得と相続関係説明図の作成
相続人4名分の戸籍・除籍謄本を当事務所で一括収集。
相続関係を整理したうえで相続関係説明図を作成し、法務局への申請準備を整えました。
2. 相続人全員の署名・押印サポート
遠方のお子様が混乱しないよう、押印箇所を明示した書類セットを作成。
説明文を添付し、当事務所が郵送・返送を一元管理しました。
これにより、相続人全員がスムーズに署名押印を完了できる環境を整えました。
3. 不動産会社とのスケジュール連携
売買契約予定日から逆算して登記完了日を設定。
不動産会社と連絡を取りながら、進捗や書類状況を逐次共有しました。
登記申請に必要な資料や日程調整もすべて当事務所が代行し、依頼者が個別対応する手間を省きました。
4. 登記完了後、売却手続きへスムーズに移行
登記完了後には、所有権移転に必要な書類一式を即座に整備。
不動産会社への提出資料も同時に作成し、売却契約への移行を円滑にサポートしました。
結果として、登記申請から完了まで約1か月で対応を完了。
売却予定日に余裕をもって間に合い、依頼者の希望通りのスケジュールで手続きを終えることができました。
お客様の声
不動産会社から紹介を受けて相談しましたが、最初の説明がとても分かりやすく安心できました。
書類のやり取りや押印の案内も丁寧で、家族全員スムーズに対応できました。
相続登記が終わってすぐに売却に進めたので、思っていたよりずっと早く片付きました。
専門家にお願いしたおかげで、トラブルもなくスピーディーに終わり、本当に助かりました。りが募っていましたが、先生に相談して本当に良かったです。相続登記が終わっただけでなく、不動産の売却まで一緒に進めてもらえたので、とても安心できました。自分ひとりでは数年かかっても終わらなかったと思います。スムーズに解決できて、肩の荷がおりました。」