事例の背景
N.Y様は、お父様が亡くなられた後、ご実家の不動産の名義変更と預貯金2行の相続手続きを同時に進める必要がありました。しかし、大阪に住んでいるため北海道の役所や金融機関へ出向くことは現実的ではなく、「遠方の手続きをどうやって進めればいいのか」と不安を抱えていたとのことです。
さらに、高齢のお母様を連れて役所や銀行を回ることは難しく、手続きを家族だけで行うのは限界があると判断。「できれば一括で、家族に負担をかけずに終わらせたい」という強いご希望がありました。
また、相続登記の義務化に関するニュースを見て、「放置していると後で困るかもしれない」という焦りも重なり、当事務所へご相談いただきました。
当事務所からのご提案
今回のポイントは、「大阪から一切移動せず、北海道の相続をフルリモートで完了させる」ことでした。
1. 戸籍・住民票の代理取得と相続関係説明図の作成
必要な戸籍・住民票をすべて当事務所で取得し、法定相続情報一覧図を作成。
不動産・預貯金すべての手続きに使える基礎資料を整えました。
2. 遺産分割協議書の作成と署名押印の調整
不動産をお母様が相続し、預貯金は合意内容に基づいて整理する形で協議書を作成。
大阪・北海道間の移動が不要となるよう、書類の郵送で署名押印を回収しました。
3. 相続登記をオンラインで申請
北広島市の不動産の評価証明書・登記事項証明書を代理取得。
登記申請はオンラインで実施し、現地へ行く必要がないスムーズな手続きを実現しました。
4. 預貯金2行分も同時に対応
金融機関ごとの書類を整理し、相続届の作成・提出を代行。
ご依頼者が窓口へ足を運ぶ負担をゼロにしました。
5. 高齢のお母様への負担軽減
押印や書類確認はすべて訪問または郵送で対応し、お母様の外出は不要。
家族に無理のない形で進められるよう配慮しました。
お客様の声
大阪からでも北海道の不動産の名義変更と預貯金の手続きを全部お任せできて、本当に助かりました。母も高齢なので、外出せずに済んだのが何よりありがたかったです。相続登記の義務化が気になっていましたが、無事に間に合って安心しました。書類のことはよく分からないまま相談しましたが、丁寧に説明してくださり、不安なく進めることができました。不動産と預貯金をまとめて依頼できたのは、とても効率的でした。く、不動産の売却まで一緒に進めてもらえたので、とても安心できました。自分ひとりでは数年かかっても終わらなかったと思います。スムーズに解決できて、肩の荷がおりました。」