事例の背景
Y.Y様のご主人は、生前にきちんと公正証書遺言を作成されていました。
内容は「有価証券および預貯金はすべて妻へ」という明確なものでしたが、
実際に手続きを始めようとすると、金融機関ごとに異なる書類や流れに戸惑いを感じられたそうです。
「遺言があるのに、なぜこんなに大変なのか」
「自分で進めて間違いがあったらどうしよう」
そんな不安から、専門家にまとめて任せたいと当事務所へご相談くださいました。
■当事務所の対応内容
1.公正証書遺言の内容確認と整理
遺言文を法的観点から丁寧に確認し、
どの財産を・どの手続きで・どの金融機関に提出するかを整理しました。
2.必要書類の洗い出しと取得サポート
戸籍関係書類、遺言書謄本、本人確認書類など、
各金融機関が求める書類を一覧化し、取得・準備をサポート。
3.銀行3行・証券会社ごとの個別対応
金融機関ごとに異なる
・書式
・押印方法
・提出手順
に合わせて書類を整備し、差戻しが起きないよう調整。
4.署名・押印の分かりやすい案内
どこに何を書くのかを丁寧に説明し、
相談者が迷わず進められるようサポート。
5.提出支援・進捗管理
各金融機関への提出後も進捗を管理し、
状況をその都度ご報告しました。
■結果・成果
- 有価証券の名義変更・移管手続きが完了
- 預貯金3行分すべてについて解約・名義変更が完了
- 公正証書遺言の内容どおり、財産がすべて相談者へ承継
- 複数金融機関にまたがる手続きを一括で対応し、負担を大幅に軽減
- 書類不備や差戻しもなく、安心して手続きを完了
■お客様の声
「夫が遺言を書いてくれていたので大丈夫だと思っていましたが、
実際にやろうとすると銀行も証券会社もバラバラで、とても一人では無理だと感じました。
専門家の方にお願いしてからは、
『次は何をするのか』『今どこまで進んでいるのか』が分かって、本当に安心でした。
遺言どおりにすべて終えられて、心からホッとしています。」