事例の背景
ご主人が亡くなった後、不動産の名義はそのままになっていましたが、
年齢を重ねるにつれ、
- 「このままで大丈夫だろうか」
- 「自分に何かあったとき、子どもが困らないだろうか」
という不安が大きくなっていったそうです。
相続人であるお子さま2名とも話し合いはできており、
名義は息子へ移すという方針も決まっていましたが、
「今さら相続登記をしても大丈夫なのか」
「何から手をつければいいのか分からない」
という状態で、専門家への相談を決断されました。
■当事務所の対応内容
1.戸籍収集と相続関係の整理
被相続人(ご主人)および相続人全員の戸籍・住民票を収集し、
法定相続人関係を正確に確定。
2.法定相続情報一覧図の作成
一覧図を作成することで、戸籍の重複提出を避け、
高齢の相談者の負担を軽減。
3.遺産分割協議書の作成
「不動産は息子が取得する」という合意内容を、
法的に有効な遺産分割協議書として文書化。
4.相続登記申請の一括対応
登記申請書類を整え、オンライン申請により法務局へ提出。
申請後の補正対応や完了確認まで責任をもって対応。
5.進捗のこまめな共有
「今どこまで進んでいるか」「次は何をするか」を都度説明し、
不安が残らないよう丁寧にフォロー。
■結果・成果
- 10年以上放置されていた相続登記が無事に完了
- 不動産の名義が希望どおり息子名義へ変更
- 高齢の相談者が外出することなく手続き完了
- 書類不備や差戻しもなく、スムーズに登記受理
- 将来の管理・承継に対する不安が解消
■お客様の声
「夫が亡くなってから長い時間が経ってしまい、今さら手続きできるのか不安でした。
年齢のこともあり、役所や法務局に行くのは無理だと思っていましたが、全部お任せできて本当に助かりました。
息子に名義を渡すことができて、これで安心して過ごせます。
進み具合もその都度教えてもらえて、とても心強かったです。」