事例の背景
K.N様は、お父様が亡くなられた後、ご実家の名義が父名義のまま残っていることが気になっていました。
姉妹3名で話し合いを進める中で、まずは名義変更が必要だという認識はあったものの、登記事項を確認したところ、過去の住宅ローンに関する抵当権が残っていることが判明しました。
「ローンは完済しているはずなのに、なぜ抵当権が残っているのか」「相続登記と一緒に手続きできるのか」といった疑問が次々と出てきたものの、金融機関への確認や必要書類の把握が難しく、手続きが止まってしまったといいます。
相続人同士で調べながら進めることも検討しましたが、仕事や家庭の事情もあり、全員で足並みをそろえることが難しい状況でした。
このまま放置してしまうと、将来売却や活用を考えた際に問題が生じるのではないかという不安もあり、専門業者を探し始めたとのことです。
当事務所からのご提案
今回のケースでは、相続登記と抵当権抹消登記を一体として整理することが重要でした。
当事務所では、次の5点を軸にサポートを行いました。
1. 不動産の登記状況と抵当権内容の正確な確認
まず、登記事項証明書を取得し、抵当権の設定内容や債権者、設定時期を正確に確認しました。
完済済みであることを前提に、どの金融機関とどのような手続きを行う必要があるのかを整理しました。
2. 相続関係を整理し、相続登記の前提を整備
戸籍類を収集し、姉妹3名が法定相続人であることを確認。
相続登記に必要な書類を漏れなく整え、後戻りのない形で手続きを進められるよう準備しました。
3. 抵当権抹消に必要な金融機関書類の取得支援
金融機関とのやり取りについても当事務所がサポートし、抵当権抹消に必要な書類をスムーズに取得。
相続人が個別に対応する負担を軽減しました。
4. 相続登記と抵当権抹消登記の同時申請
相続登記と抵当権抹消登記を同時に申請することで、手続きの簡略化と期間短縮を実現。
不動産を一度で「きれいな状態」に整えました。
5. 将来を見据えた名義整理の完了
将来的な売却や活用を見据え、法的リスクが残らない形で登記を完了。
相続人全員が安心できる状態をゴールに設定しました。
お客様の声
「相続登記だけでなく、抵当権のことまで関係してくるとは思っておらず、正直どうしていいか分かりませんでした。
自分たちで調べても限界があり、このまま放置してしまうのではと不安でした。
最初に全体の流れを説明してもらえたことで、安心して任せることができました。
相続登記と抵当権抹消をまとめて対応していただき、将来の心配が一つなくなった気がします。
姉妹3人とも『早めにお願いして良かったね』と話しています。本当にありがとうございました。」一緒に進めてもらえたので、とても安心できました。自分ひとりでは数年かかっても終わらなかったと思います。スムーズに解決できて、肩の荷がおりました。」