事例の背景
S.K様は、叔母様が亡くなられた後、親族の代表的な立場として相続手続きを進めることになりました。
しかし、叔母様には配偶者や子がなく、相続人は兄弟姉妹、さらにその中で既に亡くなっている方の子どもである甥姪へと広がり、人数は20名近くに及ぶ可能性がありました。
「誰が正式な相続人になるのか」「どこまで戸籍を集めれば確定できるのか」が分からず、手続きの入口で立ち止まってしまったといいます。
金融機関や不動産の手続きも視野に入っていましたが、相続人が確定していなければ何も始められない状況でした。
インターネットで調べる中で法定相続情報一覧図の制度を知ったものの、戸籍収集の範囲や申出方法が複雑で、自力では難しいと判断。
まずは相続人を正確に可視化することを目的に、専門家へ相談されました。
当事務所からのご提案
今回のケースでは、今後のすべての相続手続きの土台となる「正確な相続人確定」が最重要ポイントでした。
当事務所では、次の5点を軸にサポートを行いました。
1. 出生から死亡までの戸籍の徹底収集
被相続人の出生から死亡までの戸籍をすべて取得し、兄弟姉妹の有無を確認。
さらに、亡くなっている兄弟姉妹については、その子(代襲相続人)まで遡って調査しました。
2. 代襲相続人を含めた相続人の正確な確定
戸籍の内容を精査し、相続人約20名を漏れなく確定。
誰が相続権を持つのかを法的に明確にしました。
3. 相続関係説明図の作成
複雑な親族関係を図式化し、依頼者様にも一目で分かる形に整理。
人数が多いケースほど、可視化することが重要となります。
4. 法定相続情報一覧図の申出手続き
法務局への申出書類を作成し、法定相続情報一覧図を取得。
今後の各種手続きで戸籍一式の代わりに活用できる状態を整えました。
5. 今後の手続きに向けたロードマップ提示
一覧図取得後の流れ(金融機関・不動産手続き等)についても整理し、
次に何をすべきかが明確になるようアドバイスしました。
お客様の声
「相続人がこれほど多いとは思っておらず、正直どこから手を付ければいいのか分からない状態でした。
戸籍を集めるだけでも大変そうで、途中で諦めてしまいそうでした。
一覧図が完成したとき、ようやく全体像が見え、前に進める実感が湧きました。
今後の手続きにも使える資料が整ったことで、安心して次の段階に進めそうです。
早い段階でお願いして本当に良かったです。」