事例の背景
Y.M様は、お姉様が亡くなられた後、預貯金の整理を進めることになりました。
お姉様には配偶者や子がなく、相続人は兄弟姉妹、さらに亡くなっている兄弟姉妹の子である代襲相続人へと広がり、最終的に20名に及ぶ可能性がありました。
「自分が代表して進めなければ」と思いながらも、80代という年齢を考えると、全員に事情を説明し、合意を取り付けるのは容易ではありません。
特に悩まれていたのが、最初の連絡方法でした。突然書類を送るのは失礼ではないか、誤解を招かないか――そうした不安がありました。
銀行手続きは相続人全員の協力が必要です。
「丁寧に、しかし確実に進めたい」と考え、専門家のサポートを求められました。
当事務所からのご提案
今回のケースでは、相続人20名の確定と、誤解を生まない丁寧な情報共有が成功の鍵でした。
当事務所では、次の5点を軸にサポートを行いました。
1. 戸籍収集による相続人の正確な確定
被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得し、
兄弟姉妹および代襲相続人を漏れなく確定しました。
2. 相続関係説明図の作成
20名に及ぶ相続関係を図式化し、
依頼者様にも分かりやすい形で整理しました。
3. 相続人への手紙文案作成サポート
突然の書類送付で誤解が生じないよう、
・相続の経緯
・相続人構成
・今後の流れ
を丁寧に説明する文案を作成。
依頼者様のお気持ちも反映し、角の立たない文章に整えました。
4. 遺産分割協議書の整備
合意内容を法的に有効な形で書面化し、
署名押印の流れを管理しました。
5. 預貯金解約の一括対応
金融機関ごとの必要書類を整理し、
差し戻しがないよう事前確認を徹底。解約まで完了しました。
お客様の声
「相続人が20人もいると分かったときは、本当にどうしていいか分かりませんでした。
特に最初の連絡をどうするかが一番の悩みでした。
手紙の文案を一緒に考えてもらえたことで、安心して送ることができました。
結果として、大きな混乱もなく手続きを進められたことに感謝しています。
銀行の手続きも無事に終わり、肩の荷が下りました。
高齢の自分一人では到底無理だったと思います。本当にありがとうございました。」