事例の背景
S.M様は奥様を亡くされ、預貯金の手続きを進めようとしました。
しかし奥様には子どもがいなかったため、相続人は配偶者であるS.M様に加え、兄弟姉妹やその子である甥姪へ広がることになりました。
戸籍を確認すると、相続人は合計12名。
中には長年連絡を取っていない甥姪も含まれており、突然連絡を取ることに大きな不安を感じていました。
さらに預貯金は2つの金融機関にあり、手続きを進めるためには相続人全員の署名押印が必要です。
「どのように説明すればよいのか分からない」と悩まれ、当事務所へご相談いただきました。
当事務所からのご提案
今回のケースでは、多数の相続人を整理し、疎遠な親族にも配慮した形で合意形成を進めることが重要でした。
当事務所では、次の5点を軸に対応しました。
1. 戸籍収集による相続人確定
被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得し、
兄弟姉妹および代襲相続人を含めた相続人12名を確定しました。
2. 相続関係説明図の作成
複雑な親族関係を図式化し、
相続の仕組みを分かりやすく整理しました。
3. 相続人への手紙文面作成
突然の連絡でも誤解が生じないよう、
事情説明や手続き内容を丁寧に記載した文案を作成しました。
4. 遺産分割協議書の作成
預貯金の分配内容を整理し、
全相続人の合意を法的に有効な形へ整えました。
5. 預貯金2行の解約手続き
金融機関ごとの必要書類を整備し、
スムーズに解約手続きを完了しました。
お客様の声
「相続人がこんなに多いとは思っておらず、どう進めればいいのか分かりませんでした。
特に甥や姪とは長い間連絡を取っていなかったため、連絡すること自体に不安がありました。
手紙の内容までサポートしていただき、安心して連絡することができました。
おかげで全員の協力を得ることができ、銀行の手続きも無事に終わりました。
一人では到底できなかったと思います。本当にありがとうございました。」