事例の背景
Y.S様のお姉様が亡くなられた後、預貯金の相続手続きを進めることになりました。
当初の相談時には「相続人全員で話はまとまっている」とのことでした。
しかし戸籍を確認すると、亡くなっている兄弟の子である甥姪10名が代襲相続人となることが判明しました。
依頼者様は「甥姪まで相続人になるとは思っていなかった」と大変驚かれていました。
さらに、実際には甥姪とは長年連絡を取っておらず、相続の話も全くしていない状況でした。
預貯金の解約には相続人全員の署名押印が必要であり、手続きを進めるためには正式な連絡と合意形成が不可欠です。
高齢であることもあり、手続きの進め方に不安を感じ、当事務所へご相談いただきました。
当事務所からのご提案
今回のケースでは、代襲相続人を含めた相続関係を正確に整理し、疎遠な親族とも円滑に連絡を取ることが重要でした。
当事務所では、次の5点を軸に対応しました。
1. 戸籍収集による相続人確定
被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得し、
兄弟姉妹および代襲相続人を含めた相続人13名を確定しました。
2. 相続関係説明図の作成
複雑な親族関係を図式化し、
代襲相続の仕組みを分かりやすく整理しました。
3. 相続人への手紙文面作成
突然の連絡でも誤解が生じないよう、
事情説明と手続き内容を丁寧に記載した文案を作成しました。
4. 遺産分割協議書の作成
預貯金の分配内容を整理し、
全相続人の合意を法的に有効な書面へ整えました。
5. 預貯金2行の解約手続き
金融機関ごとの必要書類を整備し、
差し戻しなく手続きを完了しました。
お客様の声
「甥や姪まで相続人になるとは思っておらず、本当に驚きました。
しかも長い間連絡を取っていなかったため、どうすればよいのか分かりませんでした。
手紙の書き方までサポートしていただき、安心して連絡することができました。
おかげで皆さんの協力を得ることができ、銀行の手続きも無事に終わりました。
高齢の私一人ではとてもできなかったと思います。本当にありがとうございました。」