札幌の相続専門の司法書士

本事例は、札幌市中央区に一人暮らしをされている高齢のお父様の将来に備えた、家族信託と任意後見のご相談です。依頼者である東京都在住のK.S様は、父に認知症の兆候が見られ始めたことから、「財産管理ができなくなったらどうしよう」と大きな不安を抱えていらっしゃいました。成年後見制度では自由度が低く柔軟な対応が難しいと知り、代わりの仕組みを探す中で家族信託に関心を持たれました。当事務所では、不動産と預貯金を信託財産に組み込み、生活費や医療費が滞りなく支払える仕組みを設計。さらに任意後見契約を組み合わせることで、財産管理と生活支援の両面をカバーできる体制を整えました。その結果、依頼者とご家族は「将来も安心して生活を続けられる」と大きな安心を得ることができました。

札幌市東区在住のJ.L様（76歳・男性）から、老後の生活や財産管理に関するご相談をいただきました。長年一人暮らしを続けておられましたが、年齢を重ねるごとに「判断能力が低下したときに生活や財産はどうなるのか」という不安が強まり、眠れない日も増えていたとのことです。身近に頼れる妹様や孫様がいるものの、ただ「いずれお願いする」という曖昧な状態では将来トラブルの火種になりかねないと考え、専門家に相談を決意されました。

北広島市在住のR.A様（41歳・男性）から、高齢のお父様が所有する不動産の管理と将来の売却についてご相談をいただきました。もしお父様が認知症になった場合に売却ができなくなるリスクを心配されており、事前に確実な対策を整えたいとのご要望でした。当事務所が家族信託を活用したプランをご提案し、公正証書による信託契約を締結。将来に備えたスムーズな財産管理体制を構築しました。