事例の背景
「お母さんはしっかり準備してくれていたのに、私がもたもたして……」。K様は自分を責めていました。お母様は生前、長沼町の自宅について「Kに譲る」という内容の公正証書遺言を作っていました。K様は「これがあれば安心だ」と思っていましたが、いざお母様が亡くなると、何をどうすればいいのか分かりませんでした。
法務局に行けばいいのか、それとも銀行が先か。ネットで調べると「遺言書があっても他の兄弟の判子が必要な場合がある」といった曖昧な情報が目に入り、余計に混乱しました。もし手続きを間違えて、遠方に住む弟から文句を言われたらどうしよう。そんな不安から、遺言書を仏壇の引き出しに入れたまま、3ヶ月が過ぎてしまいました。法的な効力には期限があるのではないか、せっかくお母様が用意してくれた遺言が無駄になってしまうのではないかという恐怖に駆られ、夜も眠れなくなった末に当事務所へ連絡をくださいました。
当事務所からのご提案
① 「検認不要」のメリットを活かした即時登記
公正証書遺言は、家庭裁判所での「検認」という数ヶ月かかる手続きが不要です。このメリットを最大限に活かし、ご相談いただいた翌週には登記申請ができるよう書類を整備しました。「お母様の意思を1日も早く実現しましょう」という言葉に、K様は心底安心された様子でした。
② 他の相続人への「円満な完了報告」の代行
遺言書がある場合、他の相続人の関与なしに手続きが進みますが、それが原因で親族間に「勝手にやった」というしこりが残ることもあります。当事務所から弟様へ、法的な根拠に基づいた「遺言執行の完了通知」を送ることを提案。プロが介在することで、感情的な対立を防ぎました。
③ 金融機関の相続手続きとのパッケージ支援
不動産だけでなく、お母様名義の預貯金の解約手続きも同時にサポートしました。銀行ごとに異なる煩雑な書類作成を一本化。K様が何度も銀行の窓口で待たされるストレスをなくし、相続手続きのすべてをワンストップで完結させるロードマップを完遂しました。
お客様の声
遺言書があっても、それを『使う』のにはこんなにパワーがいるんだと驚きました。先生にお願いしてからは、驚くほどトントン拍子に進み、母の願いを完璧に叶えることができました。自分一人で悩んでいた3ヶ月間が嘘のようです。弟との関係も、先生から丁寧に報告していただいたおかげで良好なまま。母が遺してくれた財産を、大切に守っていけます。