事例の背景
S様は、南幌町の新興住宅地にマイホームを建てて数年、離婚という決断を下しました。元夫は「家は譲る」と言ってくれましたが、建物の名義もローンの名義も夫のまま。銀行からは「名義を変えるなら一括返済が必要」と冷たくあしらわれ、S様は絶望の淵に立たされていました。
離婚から3年、手続きを諦めて住み続けていましたが、元夫が再婚したという噂を聞き、焦りが頂点に達しました。「もし元夫に何かあったら、この家はどうなるの?」「知らないうちに差し押さえられたら?」という不安で、夜も満足に眠れません。自分でネットの掲示板を読み漁りましたが、専門用語ばかりで何が正しいのか分からず。このままではいつか路頭に迷うという恐怖を振り払うため、泣きつくような思いで当事務所を訪問されました。
当事務所からのご提案
① 住宅ローン会社への「条件付き名義変更」の交渉代行
単に名義を変えるのではなく、元夫を「連帯保証人」として残す、あるいは実家の親族を保証人に立てるなど、銀行が納得しやすい代替案をいくつか構築しました。法的な理屈を整理して交渉に臨むことで、ハードルが高いと言われる「ローン中の名義変更」への道筋をつけました。
② 「強制執行認諾状付き公正証書」の作成
将来的に元夫がローンの支払いを滞らせた場合に備え、即座に給与差し押さえなどが可能な公正証書を作成することを提案しました。単なる名義書き換えだけでなく、10年後、20年後までS様が安心して住み続けられるための「法的な盾」を用意しました。
③ 財産分与登記の迅速な実行
銀行の承諾を得た後、元夫の気が変わらないうちに一気に登記申請を行うスケジュールを組みました。南幌町という静かな環境で、お子様がこれまで通り学校に通い続けられるよう、表面的には何も変わらない、でも中身は強固に守られた「安心の名義」を完成させました。
お客様の声
「銀行に断られたときは、もうこの家を出るしかないと諦めていました。先生が『道はあります』と言ってくれたとき、本当に救われた気持ちでした。難しい交渉もすべてお任せでき、元夫とのやり取りも最小限で済みました。おかげさまで、今は何の不安もなく子供と穏やかに暮らせています。あの時、勇気を出して相談して本当に良かったです。